中古船は買ってからが本番。後付けで広がる、あなただけのボートライフ
「中古艇って、装備が古いんじゃ…?」
「最新の便利装備は新品艇だけの特権でしょ?」
そんな風に思っていませんか? 実はその逆。
中古艇こそ“後付け装備”で自分好みにカスタマイズできる自由度が高いんです。
しかも、近年は小型艇でも後付けできる高性能な装備が増加。
DIYでの取り付けが可能なものもあり、**予算に応じて“段階的にアップグレード”**していけるのも魅力です。
■ 最新装備は「後付け」が当たり前の時代に
ひと昔前は「船を買ったらそのまま使う」のが一般的でした。
しかし今では――
- 快適性アップ(シェード、シート)
- 操船サポート(魚探、ジャイロ、オートパイロット)
- 安全対策(AIS、PLB、カメラ)
- エンタメ&省電力(LED、Bluetoothスピーカー、ソーラー)
これらすべてが後付け可能。
“スマホの周辺機器”のように、船も自分仕様にアレンジする時代なのです。
■ 厳選!後付けできる最新装備セレクション【8選】
①【AISレシーバー】
他船の位置情報を受信してスマホに表示。
→ 10〜30万円の装備を、3万円台で導入できる最強コスパ機器。
📍後付けポイント:小型魚探やスマホアプリ(NAVIONICS)と連携すれば設置不要
②【PLB(携帯型緊急通報装置)】
事故や遭難時にボタン1つで海保に通報。
→ 取り外し可能だから、レンタル艇や複数艇にも使い回し可。
📍後付けポイント:ライフジャケットに装着OK。約4〜5万円で導入可能
③【最新魚探+スマホ連携】
GPS・等深線・魚群探知を一台に。
→ Garmin・HONDEX・Lowranceなど各社が小型モデルを展開中。
📍後付けポイント:シガーソケット電源対応。iPadと同期で情報を保存可能
④【ボート用ジャイロスタビライザー】
ボートの揺れを制御して“船酔い軽減”。
→ Seakeeper Ride(電動式)やYamaha Anti-Rolling装置など注目
📍後付けポイント:小型艇向けの軽量モデルあり(工事は要専門業者)
⑤【Bluetoothマリンオーディオ】
→ 海上でもスマホから音楽再生。防水・防塩仕様。
📍後付けポイント:簡易アンプとスピーカーを設置するだけ。DIYでも◎
⑥【LEDデッキライト/ナビゲーションライト】
→ 夜釣り・夜間航行に不可欠。最新LEDは省電力かつ明るい
📍後付けポイント:USB電源対応、マグネット型なら工事不要
⑦【ソーラーパネル+バッテリー補助】
→ 魚探や充電系の電力をまかなう、“エンジンをかけなくても使える”電源
📍後付けポイント:船上に軽量パネル設置で、停泊中もスマホ充電可
⑧【モバイルアプリ統合システム(例:ActiveCaptain、BOAT BEE)】
→ 航行ルート管理・事故通報・家族との位置共有などスマホ1台で完結
📍後付けポイント:アプリDLのみ。ほとんどの機能は無料で使用可能
■ 実際にやってみた人の声
🚤「中古艇に魚探とAISつけただけで、安心感が段違い。夜釣りが怖くなくなった」(和歌山・60代男性)
⚓「ライトとスピーカーをDIYで取り付け。自分の船に“愛着”が湧くのが一番うれしい」(兵庫・30代女性)
🔋「バッテリー不足に悩んでたけど、ソーラー導入で冷蔵庫も安心。中泊でも快適」(愛媛・40代男性)
🛠️ 後付け可能な最新装備まとめ & 費用一覧表(2025年版)
| 装備名 | 概要 | 本体価格(税込目安) | 取付方法 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| AISレシーバー | 他船の位置を受信 | 25,000~40,000円 | USBまたは魚探連携 | 船の安全対策に◎ |
| PLB(携帯型遭難信号) | 緊急時に海保へ通報 | 40,000~65,000円 | ライフジャケットに装着 | 衛星通報、使い回し可 |
| 魚探(スマホ連携型) | GPS・水深・魚群表示 | 50,000~150,000円 | ネジ止め/吸盤など | Garmin・HONDEX等多数 |
| ジャイロ安定装置(小型艇向け) | 揺れを抑制 | 300,000〜700,000円 | 工事要(業者依頼) | Seakeeper Rideなど |
| Bluetoothマリンオーディオ | 音楽再生、防水仕様 | 10,000~35,000円 | 配線簡易/DIY可 | 防塩仕様スピーカーもあり |
| LEDデッキライト | 夜間作業・航行照明 | 3,000~10,000円 | マグネット or ボルト | USB充電タイプもあり |
| ソーラーパネル+充電器 | 電源供給・充電用 | 15,000~50,000円 | 自由設置/DIY可 | バッテリー補助に最適 |
| スマホ用航海アプリ | 航跡・海図・通報など | 無料~年額5,000円 | DLのみ | BOAT BEE/NAVIONICS等 |
💡参考パッケージ例:
| パッケージ名 | 構成例 | 合計目安費用 |
|---|---|---|
| 安心航行セット | AISレシーバー+PLB+航海アプリ | 約70,000円前後 |
| 釣り快適セット | 魚探+LEDライト+ソーラー | 約120,000円前後 |
| まったりエンタメセット | Bluetoothスピーカー+ライト+バッテリー | 約40,000円前後 |
| プレミアム安定パック | ジャイロ+魚探+PLB | 40万円以上(工賃別) |
■ まとめ:中古艇は“自由に育てる”楽しさがある

新品艇は最初から装備が充実している分、「完成品」感があります。
一方で中古艇は、必要なものだけを自分で選び、後付けしていける“余白”があるのです。
- 最初は最低限の装備でスタート
- 少しずつ使い方に合わせてアップグレード
- 釣り仕様/ファミリー仕様など、自分のスタイルに合わせて進化!
中古艇の魅力は、“自分らしい船”に育てる過程にあります。
だからこそ、最新の後付け装備で「今風」のボートライフを始めてみませんか?
