■ 「いつかは自分の船を…」その夢、意外と現実的かもしれません

「海が好き」
「クルージングに憧れる」
「釣りを極めたい」
そんな気持ちを持つ人の中には、
「船を買ってみたいけど、現実的じゃないよな…」と思っている方も多いのではないでしょうか?
でも実は、船の購入は思っているよりも“身近な選択肢”。
今回は、ボート購入を検討し始めた方に向けて、
不安を解消しながら、最初に知っておくべき5つのポイントをわかりやすく解説します。
1. 船っていくらするの?意外と幅広い価格帯

「船って数千万するんじゃないの?」
確かに、豪華なクルーザーやヨットは高額です。
でも実際には、数十万円〜数百万円で手に入る船もたくさん存在します。
| 船のタイプ | 中古価格帯の目安(参考) | 
|---|---|
| 15ft小型プレジャー | 約40〜100万円 | 
| 20ft和船タイプ | 約60〜150万円 | 
| 25ftフィッシング艇 | 約100〜300万円 | 
| 30ftクルージング艇 | 約200〜500万円 | 
✅ 特に初心者には、20ft前後の中古艇がオススメ。
維持費も安く、取り回しやすく、マリーナでも保管しやすいのが特徴です。
2. 船の購入はどこでする?カーショップ感覚とは違うルート

車と違い、「ディーラーで注文して納車」というよりも、
以下のような場所で購入するのが一般的です。
| 購入先 | 特徴 | 
|---|---|
| 新艇ディーラー | 正規代理店、アフターサポート充実、値段は高め | 
| 中古艇販売業者 | 多様な在庫を扱う専門業者。実艇を見ながら選べる | 
| 個人売買 | 安く購入できるがリスクあり。知識がある人向き | 
| マリーナ紹介 | 保管契約とセットで船を紹介してくれるケースもあり、安心感が高い | 
🛥️ 初心者は信頼できる販売業者 or マリーナ経由がおすすめ!
購入後の整備・名義変更・船検対応などの相談もしやすくなります。
3. どこに置くの?船の“駐車場”=マリーナ事情

船はどこでも停めておけるわけではありません。
基本的には、マリーナと契約して保管するのがスタンダードです。
| 保管方法 | 特徴 | 年間費用目安 | 
|---|---|---|
| 陸上保管 | クレーンで上下架、汚れにくく安心 | 20〜40万円前後 | 
| 海上係留 | いつでも出航可能、潮風や貝類の付着に注意 | 30〜50万円前後 | 
| 自宅桟橋 | 地方では可能性あり、維持管理が必要 | 自己所有地次第 | 
💡 マリーナ選びは“通いやすさ”と“雰囲気”が大切。
船を買う前に、マリーナ見学は必ずしておきましょう。
4. 免許・登録・保険…船を持つために必要なものは?

船を購入するためには、いくつかの手続きや書類が必要です。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 小型船舶免許 | 2級でOK。最短2日で取得可能 | 
| 船舶検査 | 車検のような制度。中古艇は有効期限確認を! | 
| 名義変更 | 登録書類の変更手続き。業者が代行してくれることも多い | 
| 船舶保険 | 対人・対物事故に備える任意保険(加入を強く推奨) | 
⛵ 免許を取ってから購入でもOK/購入と並行して取得でもOK。
免許取得のハードルは年々下がっており、「まず試してみよう」の精神で十分始められます。
5. 船を持つと生活はどう変わる?時間の価値が変わるという実感

最後に、これは数字では測れないけれどとても大切な話。
船を持つと、人生の「週末の風景」が大きく変わります。
- 「潮風とコーヒーで始まる朝」
- 「家族で釣った魚をそのままランチに」
- 「誰にも邪魔されない、海の上の読書時間」
そんなひとときが、“日常”になる暮らし。
費用・手続き・維持など、確かにやることはあります。
でもその分、手に入るのは**「かけがえのない自分の時間」**です。
■ まとめ:船を買う=海を自分のものにする、ということ

- 船は意外と“買える存在”
- 保管や維持はマリーナを頼れば安心
- 手続きも意外とシンプル
- 何より、海との距離がぐっと近くなる
「自分の船なんて無理だと思っていた」
そんな人が、週末に舵を握って笑っている未来は、すぐそこにあるかもしれません。


 
								 
										
					