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プレジャーボートは何フィートがいい?20ft・23ft・25ft・30ftを用途別に比較

プレジャーボートを買おうと思ったとき、多くの人が最初に迷うのが「何フィートを選べばいいのか」という問題です。

20ftと25ftでは、数字だけを見ると5ftしか違いません。

しかし実際には、

  • 扱いやすさ
  • 乗れる人数
  • 波への強さ
  • 釣りのしやすさ
  • 係留費
  • 燃料代
  • 購入価格

まで、大きく変わってきます。

そして船選びでは、大きいほど良いとは限りません。

1〜2人で近場の釣りを楽しむなら、小型艇の方が扱いやすい場合があります。

一方で、大阪湾を広く移動したり、複数人で釣りをしたりするなら、ある程度のサイズが欲しくなるでしょう。

中古船の売買や実際のボート利用に関わるAWJの視点から、20ft・23ft・25ft・30ftの違いを整理してみます。

先に結論|「何ftが一番いいか」ではなく用途から逆算する

プレジャーボートのサイズ選びで大切なのは、何ftが最強かではありません。

重要なのは、

その船を誰と、どこで、何に使うのか

です。

目安として考えると、次のようになります。

サイズ 向いている使い方 特徴
20ft前後 1〜2人・近距離 小回り・維持費を抑えやすい
23ft前後 2〜3人・釣り中心 扱いやすさとスペースのバランス
25ft前後 2〜4人・大阪湾全般 安定性・釣り・汎用性
30ft前後 多人数・遠征・快適性重視 航行性能・居住性が高い

これはあくまで目安です。

同じ25ftでも船型やエンジン、キャビンの有無によって性格は大きく違います。

そのため、サイズだけではなく「船型+エンジン+用途」で見る必要があります。

プレジャーボートの種類や人気艇、選び方を総合的に知りたい方はこちら

20ft前後|小回りと扱いやすさが魅力

20ft前後のボートは、初めてのマイボートとして候補に入りやすいサイズです。

特に、

  • 1〜2人中心
  • 近距離の釣り
  • 港内や湾奥
  • 維持費を抑えたい
  • 一人でも扱いたい

という人には相性があります。

船体が比較的小さいため、離着岸や取り回しも大型艇より行いやすい傾向があります。

また、係留・保管費も艇長によって決まるマリーナが多いため、サイズを抑えるメリットがあります。

注意点

一方で、小型艇では、

  • デッキスペース
  • 収納
  • 乗船人数
  • 波への余裕

が制限されます。

人数が増えると、一気に狭く感じることもあります。

釣り道具を多く積む場合も、実際の利用スペースまで確認したいところです。

23ft前後|釣りと扱いやすさのバランスが良い

23ft前後になると、20ft級よりもデッキスペースに余裕が出てきます。

それでいて25〜30ftほど大型化しないため、扱いやすさを残しながら釣りの自由度を高めたい人に向いています。

2〜3人程度で釣りをする場合には、非常に現実的なサイズ帯です。

特に中古艇市場では、23ft前後にはフィッシング用途の艇が多く見られます。

AWJの考え方

このサイズ帯から重要になるのが、「何ftか」より「デッキレイアウト」です。

同じ23ftでも、センターコンソールなのか、キャビン艇なのか。

船首に広いスペースがあるのか。

船尾が釣りやすいのか。

によって使い勝手はかなり変わります。

25ft前後|大阪湾で使いやすい万能クラス

25ft前後は、プレジャーボートの中でも非常に使い勝手の良いサイズ帯です。

大阪湾で、

  • タイラバ
  • タチウオ
  • ジギング
  • シーバス
  • ファミリーフィッシング

など幅広く楽しみたい人には、候補に入りやすいでしょう。

23ft級と比較して船体の余裕が増え、複数人での釣行もしやすくなります。

また、魚探・レーダー・オートパイロットなどの艤装を追加するときにも、スペース面で余裕が出てきます。

ただし「25ftなら安心」とは限らない

ここは重要です。

25ftあれば必ず波に強いわけではありません。

船底形状、船幅、重量、船型によって乗り味は変わります。

したがって中古艇を見るときは、「25ftだから良い」ではなく、その艇がどのような海域・用途を想定して設計されているかまで確認したいところです。

30ft前後|快適性と航行性能を求める人向け

30ftクラスになると、船としての余裕が大きくなります。

複数人での釣行だけでなく、

  • キャビン
  • トイレ
  • 収納
  • 休憩スペース
  • 大型魚探
  • レーダー
  • 冷蔵庫などの装備

も検討しやすくなります。

長時間海上で過ごすなら、快適性は大きな魅力です。

一方で所有負担も増える

当然ながら、購入価格、係留費、燃料費、整備費も増えやすくなります。

さらに、一人で離着岸する場合には20〜25ftより難易度が上がることもあります。

初めてのボートで30ft級を選ぶなら、「買えるか」ではなく「無理なく扱い続けられるか」まで考えることが重要です。

サイズが大きくなると何が変わる?

プレジャーボートのサイズが変わると、単に船内が広くなるだけではありません。

購入価格

一般的には大型になるほど価格も上がりやすくなります。

ただし中古艇では、艇長よりエンジン状態や年式、艤装によって価格が逆転することもあります。

古い30ft艇より、高年式の23ft艇の方が高いことも珍しくありません。

船の価格帯や乗り出し総額、所有コストを詳しく見る

係留・保管費

多くのマリーナでは、艇長や艇幅によって料金が変わります。

つまりサイズアップすると、毎年発生する固定費も増える可能性があります。

船を買う前に係留場所を確認するのは、このためです。

中古艇購入前に考えたい係留・保管場所について詳しく見る

燃料費

大型艇になるほど、船体重量、エンジン馬力、搭載エンジン数が大きくなる傾向があります。

そのため燃料消費も増えやすくなります。

ただし実燃費は艇種・速度・海況で大きく変わるため、単純にft数だけで燃費を決めることはできません。

乗船人数

大型艇ほどスペースに余裕が出ます。

ただし船検証上の定員と、釣りを快適にできる人数は別です。

定員8人でも、8人で釣りをすると狭いケースは当然あります。

釣り用途なら、定員より「実際に何人で竿を出せるか」を見る方が現実的です。

AWJ現場目線|初心者ほど「大きい船」に注意したい

船を検討していると、「どうせ買うなら大きい方がいい」と思いやすいものです。

しかし、船は自動車以上にサイズによる所有負担の差があります。

大型化すると、

  • 係留費
  • 燃料
  • メンテナンス
  • 操船
  • 離着岸
  • 洗艇
  • 船底整備

まで負担が増えていきます。

そのためAWJでは、「将来欲しくなる最大サイズ」ではなく、「今の使い方に合うサイズ」から考える方が、無理のないボートライフにつながると考えています。

釣り方から選ぶプレジャーボートサイズ

タイラバ

2〜3人なら23〜25ft前後でも十分現実的です。

ロッドを出す位置、魚探の見やすさ、船尾スペースなどを重視します。

タチウオ

大阪湾で複数人が並んで釣る場合は、船幅とデッキスペースが重要です。

艇長だけでなく、横方向の余裕も確認したいところです。

ジギング

キャスティングや大きなアクションを行う場合には、デッキスペースが重要になります。

人数が増えるほど、23ftより25ft以上の余裕が活きてきます。

ファミリーフィッシング

家族利用では釣り性能以上に、

  • 手すり
  • キャビン
  • トイレ
  • 日除け
  • 収納

なども重要です。

この場合は25〜30ft級が候補になりやすくなります。

大阪湾で使うなら何ftが現実的?

大阪湾での利用を考えるなら、20〜25ft前後は非常に現実的な選択肢です。

湾奥中心なのか。

明石方面まで走るのか。

紀淡海峡方面へ向かうのか。

によっても必要な性能は変わります。

AWJとして重要だと考えるのは、「大阪湾だから○○ft」と決めないこと。

出航地と目的地、乗船人数、釣り方まで含めて選ぶべきです。

中古艇では「サイズより状態」が重要なこともある

例えば、

A艇:25ft・エンジン古め
B艇:23ft・エンジン載せ替え済み

だった場合、どちらが良いかはサイズだけでは決まりません。

中古艇では、

  • エンジン年式
  • 使用時間
  • 整備履歴
  • 船体状態
  • 電装
  • 艤装
  • 船検

まで確認する必要があります。

つまり、

欲しいサイズを決める → そのサイズの中で状態の良い艇を探す

という順番が基本です。

中古プレジャーボートを現場で確認するときの選び方はこちら

予算から逆算してサイズを選ぶ

「25ftが欲しい」と決めてから予算を合わせる方法もありますが、中古艇の場合は、総予算から逆算するのも有効です。

例えば予算300万円なら、船体に300万円すべてを使うのではなく、

  • 船体
  • エンジン
  • 整備
  • 艤装
  • 保険
  • 係留費

まで含めて考えます。

場合によっては、高年式の23ftの方が、古い25ftより所有しやすいケースもあります。

まとめ|「一番大きい船」ではなく「一番使う船」を選ぶ

プレジャーボートのサイズ選びでは、20ft、23ft、25ft、30ftそれぞれにメリットがあります。

大切なのは、大きさそのものではなく、自分の使い方に合っていることです。

1〜2人で近場なら20ft。

釣りと扱いやすさのバランスなら23ft。

大阪湾で幅広く楽しむなら25ft。

快適性や遠征まで求めるなら30ft。

このように、誰と、どこで、どう使うかから逆算すると、自分に合う一艇が見えてきます。

中古艇の場合はさらに、サイズだけではなくエンジン・船体・艤装・整備状態まで確認しましょう。

AWJ中古船センターでは、「何ftを選べばいいか分からない」という段階からでも相談できます。

購入価格や維持費、係留場所まで含めて、自分に合った一艇を考えることが大切です。

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